2022/06/10 11:51

アカメに挑戦を始めて、早12年。


生活環境などから、遠征出来るのは年間1回〜5回。


毎年、ほぼ1回か2回の中、思うような結果を得られないまま、年数だけを積み重ねて10年以上経過していました。


2年目に釣った自己記録の95cm、11.5kgから10年。



その間にルアーを作るようになり、少ない遠征の中で、アカメの好むルアーの傾向を考察し、コレやろ!!と試作したのが、245mm 250gのジャイアントベイト


『ドンキー』


今回はタイトルの通り、念願のミノウオをキャッチ出来た。

そのヒットパターンは

水面直下のスラロームから、ここ!ってとこで、テーブルターンを左右に1回ずつ

とんでもないサイズの魚体が真下からドンキーを突き上げた!


ドンキーは丸呑みされ、100lbリーダーが擦られる感触にハラハラしっ放し💦


更に、とんでもないサイズの魚体が何度もテイルウォークする。


し… 心臓に悪い💦


走られたくない方向に走って、どうにも止められず、決断してクラッチを切ると、何とか方向転換出来、手前は指ドラグで丁寧にランディング💦


過去にアカメを掛けた数で言うと12年で10回あるか、ないか。


アカメの釣り方を語れる実績はない。


しかしながら、数少ないアカメ釣りの中で仮説を立て、カタチにしたルアーが結実した瞬間が至福の時間であるのは間違いない。


アカメの経験が少ない為、アカメ釣りとは?なんて、語る資格はありません。


ただ、アクションがどうとかではなく、釣り場の特徴等、本質的な部分でドンキーのコンセプトである【奥行き】が活きた結果だと素直に喜んだ。


ドンキーとアカメの事はイベントに来て頂いたお客さんや仲間には話していましたが、紛れもなく【夢】を手にする為に作ったルアーなのです。


世のジャイアントベイトはジョイントベイト全盛の時代。


しかし、敢えてジョイントにはしない事でのメリットは飛距離と強度。

※巨大な1ピースブランクに命を吹き込むのは本当に難しかった💦


魚の側線を刺激するであろう、奥行きを使うスラロームと大きな質量から生まれる水押し。


スラロームの速度域で、ウエイキングする事も出来る、他に類を見ないアクション。


ワイヤーの線径は1.6mmで、鉄ハンマーで叩いても壊れない樹脂ブランク。


対アカメに使われるルアーの中ではダントツの強度ではないかと自負しています。

※根拠はないけどw


まぁ、他にも拘りが詰まってるけど…


仮説が間違いでなかったと【証明】出来たトロフィーサイズのアカメ。

そこに喜びを分かち合える仲間が居た事。


何にも変え難い


【至福の瞬間】


125cm 

※推定35kgくらい

※記念撮影の為、ルアー位置を変えて撮影しています。


ロッドはTULALAのモンストロ80XXXH。


250gのドンキーを60m以上飛ばしてくれるジャイアントベイト用ロッド。


硬さとローテーパーがもたらす恩恵は、ドンキーのポテンシャルを最大限に引き出せる。


これからのジャイアントベイトゲームロッドに一石投じる、キワモノ的なロッドだと思います。



また、振り返りますが…


本当、デイゲームだったので、食う瞬間から全てが丸見え。


この巨体がエラ洗いするシーンが目に焼き付いて、離れない。


がまかつSPXH3/0の針先は削られ、フックはチョン掛かり程度。


アカメの場合、口周りや中が硬いので、フッキング検証は無意味かもしれません💦

本当に魅力的な日本が誇る怪魚であり、宝だと思います。


チャレンジしたモノにしか訪れない【達成感】


本気でやったモノにしか訪れない【歓喜】


アドレナリン分泌過多で数日間ずっとソワソワしてました💦

結局、最後に訪れる感情は【感謝】


本当にありがとう♫


また、会いましょう。


TACKLE DATE


ROD

TULALA Monstruo W.Record 80XXXHC


REEL

SHIMANO Scorpion MD300XG


LINE 

YAMATOYO JIGGING8 5号 

耐摩耗SHOCK LEADER100lb


SNAP 

STUDIO OCEAN MARK OCEANSNAP#5


HIT LURE

BariCraft Donkiii(プロト)