2024/02/18 03:33
バリクラフトです。
1年近くブログを放置してました💦
約1年前にアルミ貼りを基本的に辞めて、エラ鱗一体成型でリニューアルしましたが、原材料が一時的に入手困難となり、未来を見据えて、兼ねてから目標にしていた新製法習得に向けて取り掛かりました。
まだ現行型での販売は継続しますが、どんな開発をしているのか解説致します。
現在、新製法と言う事でSNSで発信していますが、果たしてどんな製作をしているのかをご紹介します。
先ずは現行型。
マニアックな話になりますが、水より比重の高い【沈む】レジンを軽量化し、浮力を持たせてフローティングにしています。
軽量レジンは発泡ウレタンと違い、比重が高いが、耐衝撃性【少し弾力がある】に富んでいる為、鉄ハンマーで叩きつけても割れないくらい、非常に丈夫な素材です。
ぶっちゃけ、現行型が圧倒的に強度に優れています。
レジンを軽量化するには、ある材料をレジンに独自配合にて比重設定を行うのですが、扱いがピーキーで比重安定性が良いとは言えません。
それでも発泡ウレタンとは比べるまでもなく、樹脂比重が高く、弾力があるので強度が非常に高い。
ただ、型への流動性が悪く、比重を低く(軽く)するには限界があります。
粘度が高過ぎて成型する型に流し込めなくなります。
現在がギリギリの状態です。
この樹脂で製作するキモは背中の高い比重を利用し、チドリや可変アクションを出す事。
これはこれで完成されています。
当然ながら、何事にも一長一短があると言う事です。
さて、
【ハンドメイドの最終形態】とは?
現在チャレンジしているのは発泡素材を水より重いレジンでコンポジット(包む)する製作方法となります。
※発泡ウレタンやレジンを総称して、ポリウレタン樹脂やレジンと呼ぶみたいですが、そこら辺はスルーしてください。
少なからず、聞いた事あるような製作方法だとは思います。
目的は
・アクションを損なわずに飛距離アップ。
・アクションのレスポンスアップ。
・塗膜を薄くする事で塗膜強度アップ。
です。
文字数制限がるので、続きは次の記事へ