バリクラフトです。

Twitter、Instagramなどで報告しておりました。

スプーナー、デカスプーナーの塗装工程を一部外注をする事になりました。

特に説明しなくても良いような気はしてましたが、中には

「私が塗装したモノ」が欲しい！

と言って下さる方もいらっしゃるので、ご説明します。

実は供給不足や開発時間の捻出の為に何年も前から模索していましたが、ようやくクオリティを全く落とさないで塗装をしてくれる方とご縁を頂きました。

中々手に入らず、転売品を高額で購入されたりされているユーザー様もいらっしゃるので、少しでも手に入り易くする為の手段です。

自身の塗装時間をブランク製作や新たなルアー開発の時間に転換し、供給を増やしたいと思ってます。

外注先の職人さんは各有名メーカーのインジェクションルアーの塗装を本業とし、自身でもハンドメイドルアーブランドをされており、何度もサンプル依頼しましたが、今までのクオリティを全く落とす事なく、信用して依頼が出来る方です。

ちなみに自身のクオリティが高いと言いたい訳ではなく、自身のルアーは自身が一番理解してて、慣れていないのにも関わらず、サンプルが自身が塗装したモノと見分けがつかないレベルに再現するのは誰でも出来る事じゃく、凄い技術を持っていると伝えたいのです。

バリクラフトのルアーはいつも綺麗だとユーザー様からお褒め頂いているので、外注さんも何年も探してはサンプル依頼してきましたが、ようやく任せられる方に出会いました。

ちなみに外注と言っても、ブランクを作った後に

「あとは宜しく〜」

的なモノではありません。

インジェクションではなく、やはりハンドメイドな訳なので、私以上にバリクラフトルアーの特に下地の塗装時の特性を理解している人は居ないのです。

塗装は「下地が命」

はっきり言って、下地処理次第でクオリティが全く違います。

ですので、ブランクの下地処理は自ら担当する訳です。

※下地ウレタン後のブランク

作業分担は以下の通りです。

①ベースカラーの着色、下地ウレタン吹き付けからの研磨は私が担当。

②着色、コーティングを外注。

③唇やドット、ネーム入れをして、トップコートも私が担当。

文章で書いてしまうと、殆ど自分でやってるようになりますが、②も下地の確認と修正があるので、作業内容は濃いです。

塗装外注するからと言っても、ブランク成型を含むトータルの製作過程は、概ね自身でやってる事になります。

ですので、色んな意味でご安心頂ければと思います。

スプーナーとデカスプーナーは今後、このやり取りで進めて参ります。

ご理解の程、宜しくお願い致します。